ダイエッターの皆さんこんにちは。
yusu(@yusublog)です。
皆さん、バターコーヒーというのはご存じですか?
バターコーヒーというのは、ブラックコーヒーにバターとMCTオイルという油を入れた飲み物ものです。
怪しむ人
バターと油という高カロリー、高脂肪な組み合わせは一見太りそうですが、これがダイエットにつながるのです。
ただし、やり方を間違えると太ります。
今回は、このバターコーヒーダイエットの効果と正しいやり方、注意点を細かいところまで解説していきます。
- バターコーヒーダイエットが気になる
- バターコーヒーダイエットの効果が知りたい
- 間違えたやり方で太りたくない
もくじ
バターコーヒーダイエットってなに?
バターコーヒーとは、良質なコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜた飲み物です。
「シリコンバレーから生まれた最強の食事法」で有名になりました。
良質なコーヒーとは
良質なコーヒーというのは、シリコンバレー式ではカビ毒が入ってないコーヒーの事です。
実はコーヒー豆はカビがあるのが多く、そのカビが発がん性があると言われてます。
(世界各国でカビ毒に対する基準が設けられていて、それをクリアしたものが市販されます。なので、そこまで敏感になる必要はないと思いますが。。)
カビ毒が入ってないコーヒー豆は、ネットで検索すればすぐ出てきます。
ただ、ちょっと高いですよね。
1杯10g入れるとして1杯あたり、コーヒー豆だけで100円以上するのは私のようなお金がない人間にはちょっとキツイ。
そして、毎朝コーヒーを淹れるのもめんどくさい。
できればインスタントコーヒーを使いたい。。
そこでみつけたのが、こちらのインスタントコーヒー。
マウントハーゲンのインスタントコーヒー。
こちらのコーヒーは他のインスタントコーヒーと違い、有機JAS基準認証コーヒーです。
有機JAS認証コーヒーは、品質管理などとても厳格な審査を通過したコーヒーのみに認められるコーヒーのことです。
インスタントコーヒーにおいてはほとんど認められてません。
そのなかでも、マウントハーゲンのインスタントコーヒーはバターコーヒーに向いていると言われてます。
レビューでもバターコーヒー用に購入したという方が結構います。
味もインスタントコーヒーとは思えないほど美味しいのでおすすめです。
グラスフェッドバターとは
グラスフェッドバターとは穀物を食べないで無農薬の牧草を食べて育った牛から摂れるバターのことで通常のバターよりも良質で栄養価も高いです。
まず通常のバター同様に含まれる栄養素がこちら。
- ビタミンA:強い抗酸化作用によるアンチエイジング
- ビタミンD:カルシウムの吸収促進、骨密度の形成
- ビタミンE:抗酸化作用によるアンチエイジング
- ビタミンK:骨格形成・止血作用
- カルシウム:骨の形成・体全体の構成
- リン :カルシウムの代謝促進
注目するのはビタミンAとビタミンEです。
なんとバターにはアンチエイジング効果があるんです!
さらに、通常のバターにはないグラスフェッドバターだけの栄養効果があります。
- オメガ3が豊富に含まれる
- オメガ3とオメガ6がバランスよくはいっている
- ダイエット効果の高い共役リノーロ酸が含まれる
まずオメガ3は馴染みのある言葉だと思います。
オメガ3は青魚に豊富に含まれる成分で、αリノレン酸・EPA・DHAの3つの脂肪酸のことを指しています。
それぞれの効果としては
αリノレン酸は、アレルギー疾患、高血圧、ガンなどを予防する働きがあります。また、脳の活性化、エイジングケアなど、幅広い健康効果が確認されている栄養素です。
EPAは、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを高める働きをします。 血液中の中性脂肪を低下させ、動脈硬化や高脂血症などの予防に適しているようです。また、精神の安定、眼精疲労の抑制、肌の潤いにも効果を発揮することが確認されています。
DHAは、血液をサラサラにし、目の網膜や脳の働きの活性化(集中力向上など)、ストレス緩和、美肌などに効果があるといわれています。具体的に、メタボリックシンドローム、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、アレルギー性鼻炎、視力低下、認知症、うつ病への改善効果が確認されています。
そしてグラスフェッドバターはオメガ3とオメガ6の割合が非常にバランスが良いです。
オメガ6は必要な栄養素ではあるものの摂りすぎるとアレルギー、炎症、血栓、血管縮小など身体に悪い作用が働きます。
理想はオメガ3:オメガ6=1:1~1:4なのですが、現代の日本人は1:10くらいの割合で摂取してしまってます。
オメガ3は摂取しにくいのに比べて、オメガ6はマヨネーズやサラダ油に多く含まれていて簡単に摂取できるのでそれが原因でしょう。
通常のバターはこの割合が1:7なのに対して、グラスフェッドバターはなんと2:1です。
オメガ3の方がオメガ6の2倍も含まれています。
オメガ3とオメガ6の割合を理想の1:4にすることは、花粉症などの体質改善にもつながるそうです。
次に共役リノーロ酸ですが、不飽和脂肪酸の1種です。不飽和脂肪酸は体内に残りにくい(=太りにくい)脂肪です。
また、共役リノーロ酸は体脂肪を下げてくれてダイエット効果にも期待できます。
抗酸化作用によるアンチエイジング効果もありうれしいことだらけですね。
グラスフェッドバターで私が普段使っているおすすめバターはこちら。
MCTオイルとは
MCTオイルはココナッツオイルを精製して作られた油で中鎖脂肪酸100%の油です。
中鎖脂肪酸は、体内に蓄積されにくい油で太りにくいです。
さらにMCTオイルは脂肪をエネルギーに変えてくれる働きをもつケトン体をだしてくれます。
なので、より効率よく脂肪を燃焼させることができます。
バターコーヒーのレシピ
材料
- 良質なコーヒー 200~250cc(好みで調節)
- グラスフェッドバター 15g
- MCTオイル 15cc(好みで調節)
- ブレンダー機orミルクフォーマー
作り方
コーヒー、グラスフェッドバター、MCTオイルをブレンダー機(ミルクフォーマー)に入れて乳化するまで混ぜるだけです。
乳化させるのは簡単に言えば、その方が消化吸収しやすいだからだそう。
まぁ難しい事は抜きにしても、ちゃんと混ざってた方がクリーミーで美味しいバターコーヒーになります。
私は、ブレンダー機を使ってましたが壊れてしまったので今はミルクフォーマーを使ってます。
ミルクフォーマーとはこんなやつ。
実際に私が使ってるやつですが、十分乳化させてくれます。
ちなみに100均にもミルクフォーマーはありますが、弱すぎて全然だめでした。
ミキサーの方が短時間(5秒程)で乳化させられるのでミキサーの方が良いとは思いますが笑
バターコーヒーの効果
脂肪を燃焼してくれる
先程も書きましたが、MCTオイルはケトン体消費に切り替えてくれます。
ケトン体は糖質のかわりに脂肪をエネルギーとして消費してくれるので、脂肪燃焼効果が高まります。
またグラスフェッドバターに含まれる共役リノーロ酸も脂肪燃焼効果が期待できます。
カロリーダウン
朝食の代わりに飲むバターコーヒー。
MCTオイル、グラスフェッドバターそれぞれ15gずつ入れても250kcalほどです。
パンや白米を食べたらおかずと合わせて500kcalくらいにはなると思うので、半分のカロリーで済みます。
お腹が空きにくい
MCTオイルもグラスフェッドバターも脂質のみ入っているので、かなりお腹に溜まります。
しかも腹持ちが良い。血糖値をあげたりもしないので、お腹が空きにくいです。
アンチエイジング効果
グラスフェッドバターにはビタミンA・Eをはじめとした様々なアンチエイジング効果がある栄養素が含まれています。
頭が冴える
これは私個人の感想なのですが、バターコーヒーを飲むと頭が冴えました。
いつも朝は怠いなぁって感じで活発的に行動できなかったのですが、バターコーヒーを飲んでからだと活発的に行動できるようになりました。
ただ、これはプラセボ効果かも知れませんが。
バターコーヒーダイエットの正しいやり方と注意点
糖質と一緒に摂取しない
糖質と脂質を一緒に摂取すると太ります。
MCTオイルがケトン体消費に変えてくれても、糖質があれば糖質消費になります。
そうすると脂質はそのまま体内に蓄積されて太ってしまいます。
いくら身体に良い脂質を摂っているからといっても太ってしまったら本末転倒なので、バターコーヒーは朝食の置き換えだと思って摂取しましょう。どうしてもバターコーヒーだけじゃ足りない!お腹が空くって方は糖質のほとんど入ってない素焼きアーモンドなどを食べると良いと思います。
ただ、私自身かなりの大食いでしたが、バターコーヒー飲むようになってからは朝食はバターコーヒーだけで満足できるようになったので大丈夫だとは思いますが。
MCTオイルは最初はお腹がゆるくなりやすいので少量から始める
MCTオイルを最初から15cc入れると高確率でお腹がゆるくなります。
最初は5cc程度から始めて身体を慣らしてから徐々に増やしていきましょう。
まとめ
バターコーヒーは正しく飲めば、ケトン体の生成をスムーズにしてくれて脂肪消費の手助けをしてくれる素晴らしいコーヒーです。
ただ、飲み方を間違えればただの脂質の多いコーヒーに早変わりしてしまいます。
・糖質と一緒に摂らない
・バターコーヒー単体で摂取する
など正しい飲み方で脂肪を燃焼させましょう。
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